梅雨に注意したい体調変化と病気
梅雨に注意したい体調変化と病気の原因や症状予防について紹介します。
食中毒
- 原 因:高温多湿な環境で細菌(例:腸炎ビブリオ、サルモネラ、カンピロバクター)が繁殖しやすくなるため。
- 症 状:腹痛、下痢、発熱、嘔吐など。
- 予防法:食品はすぐ冷蔵・冷凍する。
- 調理前後の手洗いを徹底。
- 肉や魚は十分に加熱(中心温度75℃以上)。
- 調理器具を清潔に保つ。
カビ・ダニによるアレルギー悪化
- 原 因:湿気が多くなり、カビやダニが繁殖。喘息やアレルギー性鼻炎が悪化。
- 症 状:咳、鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、喘息発作など。
- 予防法:除湿器やエアコンで湿度を50%以下に保つ。
- 布団やカーペットの定期的な掃除・乾燥。
- 換気を心がけ、湿気をこもらせない。
関節痛・神経痛の悪化
- 原 因:気圧の低下と湿度の高さが自律神経に影響。血流が悪くなり、痛みを感じやすくなる。
- 症 状:関節の痛み、腰痛、頭痛、肩こりなど。
- 予防法:体を冷やさない(特に関節部)。
- 軽いストレッチや入浴で血行を促進。
- 天気が悪い日には無理をせず、リラックスを心がける。
気象病(天気痛)
- 原 因:気圧の変化により、自律神経が乱れる。めまいや頭痛、疲労感が起こりやすい。
- 症 状:頭痛、めまい、吐き気、気分の落ち込みなど。
- 予防法:規則正しい生活(十分な睡眠・朝の光を浴びる)。
- 耳のマッサージ(内耳の気圧センサーを刺激)。
- 天気の変化に応じて予定をゆるめに設定。
皮膚疾患(汗疹・湿疹・水虫など)
- 原 因:汗や湿気によって皮膚がふやけ、菌が繁殖しやすくなる。
- 症 状:かゆみ、赤み、皮膚のただれ、水泡など。
- 予防法:汗をこまめに拭き、清潔を保つ。
- 通気性の良い服を着用。
- 足は毎日しっかり洗い、乾燥させる。
うつ症状・抑うつ状態(季節性情動障害の一種)
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原 因:日照不足や気圧の変化により、脳内のセロトニンが減少するため。
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症 状:無気力、睡眠障害、イライラ、不安感。
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予防法:規則正しい生活(十分な睡眠・朝の光を浴びる)。
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照明の工夫
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適度な運動(散歩・雨の日はヨガやストレッチ)。
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栄養バランスの良い食事。
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- 室内の湿度40〜50%が理想。除湿器やエアコンを活用。
- 適度な換気(1日2回以上、5〜10分でもよい)を行う。
- バランスの取れた食事と十分な睡眠で免疫力を維持。
天気アプリ活用し気象病対策や湿度管理に役立てましょう。
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2025年06月16日 更新