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【訪問看護ミスト】長期入院によるADL低下から「歩く力」を取り戻すリハビリ事例

 

「退院したけれど、以前のように歩けない…」

長期入院後は、病気が改善しても筋力や体力が低下し日常生活に大きな影響が残ることがあります。今回は、訪問看護で歩行機能の改善を目指した利用者様の事例をご紹介します。

 

当ステーションにはリハビリ専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)は在籍していません。そのため、看護師一人ひとりがリハビリに関する動画教材やオンライン講習などを活用し知識や技術の向上に努めています。

利用者様の体調や疾患、生活環境を総合的に評価できることは、看護師ならではの強みです。体調の変化にも注意を払いながら、その日の状態に合わせて無理のない運動や歩行訓練を実施しています。

 

 

介護のイラスト「車椅子のおばあさん」

 

退院後の様子

長期入院を経て退院されましたが入院中の活動量低下により下肢筋力が著しく低下していました。訪問開始時は立位を保つことにも不安があり、その場で足踏みをするのがやっとという状態でした。移動は車椅子が中心で全てにおいて意欲低下がありましたが「入院前ぐらいに戻りたい」という思いを持ちを持たれていました。

 

訪問看護で取り組んだこと

ご本人の体調や疲労の程度を確認しながら無理のない範囲でリハビリを継続しました。

主な内容は、下肢筋力トレーニング・立位保持訓練・バランス訓練・歩行訓練・転倒予防を意識した動作指導です。

小さな積み重ねを大切にしながら支援を行いました。

 

椅子に座って運動をする人のイラスト(おばあさん)

 

少しずつ見られた変化

継続したリハビリにより立位の安定性が向上し歩行練習も徐々に距離を延ばすことができるようになりました。現在では、馬蹄型歩行器を使用して歩行訓練を行えるまでに回復されています。歩ける距離が少しずつ伸びることで、ご本人にも自信が見られ「歩けるようになってきたね」と笑顔で話される場面も増えてきました。

 

安全を第一に考えた支援

一方で、訪問時以外は歩行がまだ不安定であり、転倒のリスクもあることから日常生活では引き続き車椅子を使用しています。「歩けるようになったから大丈夫」と焦るのではなく、その日の体調や環境に応じて安全に生活できる方法を選ぶことも大切な支援の一つです。私たちは、「歩くこと」と「安全に生活すること」の両方を大切にしながらご本人に合った支援を続けています。

 

訪問看護だからできること

訪問看護では、生活の場でその方の体力や生活スタイルに合わせたリハビリや健康管理を行っています。

「できないこと」だけではなく「できるようになったこと」に目を向け一歩ずつ目標に向かって取り組むことで自信や意欲につながることも少なくありません。

 

 

長期入院後は、筋力や体力が低下し、以前の生活に戻ることへの不安を抱える方も多くいらっしゃいます。しかし、一人ひとりの状態に合わせた支援を継続することで、身体機能の改善や生活の質の向上につながる可能性があります。「リハビリ専門職がいないからできない」のではなく、「今いるスタッフが学び続け、より良い支援を提供する」ことを私たちは大切にし看護師だからこそ気づける体調の変化と、日々の生活に寄り添う視点を生かしながら、安全を第一に利用者様の『できる』を増やせるよう支援しています。

 

 

訪問看護ステーションミスト

〒874-0836 大分県別府市東荘園5丁目8番26号

TEL:0977-76-8755

 

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2026年07月15日 更新